研究成果

博士課程学生の栗田岳歩さん・五島剛太教授らの研究成果がNature誌に掲載されました

博士課程学生の栗田 岳歩さんと五島 剛太 教授を中心とするグループは、海洋由来酵母における単細胞性―多細胞性転換の細胞内分子基盤を解明しました。生物進化の過程でいかにして単細胞生物から多細胞生物が生まれたのかはよく分かっていません。一部の生物は環境に応じて単細胞性―多細胞性を切り換える能力を持ちますが、その切り換えを可能にする細胞内基盤を明らかにできれば、多細胞生物誕生の仕組みが明らかになることが期待されていました。本研究は、海洋由来酵母種が栄養に応じて単細胞性と多細胞性を切り換えることを発見し、遺伝子操作技術の確立を通じて切り換えに必要な遺伝子経路を解明した重要な成果です。地球の生命史の大きな転換点の一つとされる多細胞生物の進化の機構への理解が深まることが期待されます。本研究成果は、2026年1月8日付の国際科学誌Natureに掲載されました。