図2 腋芽が休眠状態から成長に移行する時のPsRBR1タンパク質のリン酸化状態を検出した。
(A) 頂芽切除8時間後の腋芽に32P-無機リン酸を取り込ませ、1時間後に腋芽からタンパク質を抽出した。タンパク質抽出液を免疫前血清(レーン2)、抗PsRBR1抗体(レーン3)を用いて免疫沈降を行い、それぞれSDS-PAGEで分離した。免疫沈降前の全タンパク質(レーン1)を示した。
(B) 32P-無機リン酸を腋芽に1時間取り込ませた後、頂芽を切除した。頂芽切除0, 2, 4時間後に腋芽を採取した。腋芽からタンパク質を抽出した後、抗PsRBR1抗体を用いて免疫沈降を行い、それぞれSDS-PAGE (ビス濃度は37.5:1)で分離した(レーン1, 2, 3)。頂芽切除後すぐにPsRBR1タンパク質のリン酸化が増加することがわかる。 |