[ index ]


アップルジュースプレートの作り方

Mizuno T.: 2001.02.28

Introduction

アップルジュースプレートは、大量に胚を集めたり、胚致死性を検定するときに、用いる。用途に併せて、シャーレ、スライドグラス上に作る。

Materials

  1. 100%アップルジュース
  2. 寒天培地用のアガー
  3. ボーキニン(ハエの餌用に使っているものを用いる)
  4. プロピオン酸

Recipe (400ml 作る場合)

  1. 水200mlにアガーを8gいれ、電子レンジでアガーを溶かす。
  2. スターラーでかき混ぜながら、アップルジュース200mlを徐々に加 える。
  3. ボーキニンを4ml、プロピオン酸を2ml加える。
  4. シャーレに入れる場合はここで流し込む(シャーレは無菌である必要 はない)。スライドガラス上に作る場合は、一枚につき、3〜3.5mlを表 面張力を利用してのせる。その時に、使うときに手で持つところが無くな らないように、アップルジュースが全面に行き渡らないように注意する。  結構時間のかかる作業なので、分注中に固まらないように、ホットスター ラーなどで温めながら行う。分注には、5mlピペットマンを使っている。
  5. 固まったら、50mlチューブに2枚ずつ入れる。(長期間保存する場 合は、4℃に入れる。)