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鳥飼久裕(とりかいひさひろ)、 鳥さんのフィールドノート、2005年9月.

9月のフィールドノートから
*9月3日(土) 龍郷町秋名
センダングサの花にベニモンアゲハが来て吸蜜しているなと思うと、ベニモン型のシロオビアゲハのメスであった。無毒のシロオビアゲハのメスはしばしば有毒のベニモンアゲハに擬態すると知ってはいたが、いままであまり気にしていなかった。ベニモンアゲハの奄美定着は2002年以降のことなので、まだそんな新参者に擬態するメスは少ない だろと思っていたのだ。しかし、昆虫の世界は恐るべし。たった3年でベニモンアゲハは奄美大島のいたるところに進出したし、シロオビアゲハのメスはちゃんとそいつに擬態しているのだ。今後シロオビアゲハメスのシロオビ型、ベニモン型の両タイプの出現比率がどのように推移するかを調べたら面白いのではないだろうか。

(奄美野鳥の会の鳥飼久裕(とりかいひさひろ))